雨の日の歌
平等を願う言葉はきっと
劣等感の発現だから
せめてそんな僕等には
等しく歌よ降ってくれよ
双方向利用ではない一方向利用理論
180°を無視して立つ。
頭上の僕は確かに僕で、
溶けるのを待つ。
微笑みは空に映らないし、
悲しみは雨を呼ばない。
けれど、空は微笑みを呼ぶ。
余生
死にたいとは言わないけど、
そんなに長生きしなくても良いなあと思う。
だけど、後何回朝を迎えるのか、
月と別れるのか、と考えると、
たまらなくなる。
ああ、これが最後の、00:55分かもしれない。
花火が枯れる。
今年はいつもより蝉が鳴かないなあ。
するべきだからすると云う事も無く、
夏は他の季節よりも三割増しで素早く。
近付く秋は色鮮やかに。
「夢を持つことをやめたら、人は大人になってしまうよ」
「そして私の夢は、みんなが子供のままでいる事」
誰かの夢が叶った時に、終わる夢もある。
一番になれるのは、独り。
二番になれるのも、独り。
貴方の夢は今も同じですか?
夜眠れなかったら、朝眠りなさい。
夢と未来が神隠し
何にもない夜が、
何でもなく過ぎていく。
春に咲いた桜、
全然覚えてない。
もう、夏なんだな。
目に見える物も、
目に見えない物も、
突然にしろ、
ゆっくりにしろ、
消えていくのです。
人生に取扱説明書はないんです。
ぶっつけ本番です。
やっつけ仕事は簡単です。
退屈殺せ。
このままじゃ
置いてかれるー
老いて枯れるー
何かはしたいんだけど、
どうすれば良いんだ。