希望チケット

生命が生まれた時、
人は大きな紙を渡される。
そこには、
希望沢山の自分が定義されている。
僕らはその紙を、
大人になるために、
少しずつ千切って、
切符代わりに使うんだ。
大人に近づくにつれ、
だんだん自分は薄れていく。
自分はいつの間にか、
社会に生きるようになる。
成長したって、
心は若くありたい。
出来るだけ、
乗り換えを少なくして、
希望を手放さない、
そんな風にね。