進化と退化、そしてインスピレーション。

今更だけど、これが俺の柱です。
今考えがまとまったんですけどね。
俺は結構頭のいい方で、
市内一の進学校に入る学力はあると思います。
けど、俺が行きたいのはそこじゃなくて、
違う高校なんです。
なんて言うか、最初は親への反抗とかがあったから、
とか、つまらない理由だったんですけど、
最近考えるのは、そんな底辺のレベルではないんですよね。
友達がいるからとか、ブレザーだからとか、
くだらないけど、何かそういう色んな事が重なって、
俺をその高校に駆り立てる何かがあるんです。
そして進学校には何の興味も湧かない。
やっぱり、そんなことも重要だって俺は思うんです。
「インスピレーションに従って生きる」
って俺の好きなBECKっていう漫画で主人公が言ってるんですけど、
正にその通りだなって。
俺は別に考えを丸ごと盗んだわけではないんです。
確かに考え方を貰ったというのはあるけど、
きっとこれは、俺の心の中の何か上手く言えなかった部分だと思うんです。
それに、大切なのは他人と同じだろうが、
自分の信念を持つことっていうのに気付きましたから。
自分の作った詞とかでも、
「誰の作ったレールを歩くんだ」とか、
「他人の足跡を辿るばかりで」とか、
他人の道を進むのを拒む歌詞が多いんですけど、
何かに生き方を感じて、そこから歩くというのは、
結局は自分の道なんだと思って。
まあ、自分がそういう事になったから、
主観的なものが入ってしまってるのかもしれないですけど。
まあ話は戻り、親には、進学校行けって言われるんですけど、
その時に親が言うのは、「もっと可能性ができる」とか、
「もっと頭良くなって成長できる」とかなんですけど、
俺はそういう可能性とか、成長ってのに納得できなくて、
社会で生きていける可能性なんて、何ら必要としてないし、
頭良くなる事になんの興味も抱かない。
だからそんな可能性に羽ばたく成長を、世間は進化って言うだろうけど、
俺にとっては退化であって、喜ばしい事ではないんです。
だから、俺は、俺のインスピレーションに従って、
ギター弾いて、歌って、曲作って、心の底から好きだって言える人と一緒にいて、
いつも笑ったり、どきどきしたりしながら、
俺が進化と呼べる進化をしていきたい。
意味のない妥協は許さない。